天真爛漫な彼

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すぐに慣れるっからって……その前に私のお肌はボロボロになるわよっ! 「そう、分ったわ。じゃあ、青は私が不眠症になっても構わないっていうのね?」   微笑みを浮かべていた顔は途端に曇だし、青はすぐに唇を尖らせて黙り込んだ。 どうやら、私の放った一言が効いたらしい。 その後、彼は渋々といった様子で、寝具一式買い物ツアーの同行を了承してくれた。 それにしてもこの子、可愛らしい顔して意外にも頑固なところあるのねえ。 まあ、男の子だからしょうがないか……。
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