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何を考えているのかわからない。
明け方私を抱き、そのまま何も言わず眠りに就いてしまったサクちゃん。
帰省準備のため午前中に目覚めた私は、結局彼に理由を問い質す事ができなかった。
ぐっすりと眠り、私が家を出ようとしても気付かない。
それだけ彼は、衝動的に激しく私を抱いたのだ。
関係が壊れ始めた晩冬の頃から、彼は私の身体に触れなくなった。
これまでずっと、私に興味なんかないといった態度を取っていたのに。
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