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高校を卒業してから入った会社は、そりゃーもうキツかった!
夏は暑くて体力作業で、一番楽な仕事でさえ息も絶え絶えで笑
こんな職場絶対嫌だ!
っていつもぼやいてました。
でもこれが長く続けてると意外と考えが変わる物なんです。
しんどかった仕事で、仲間が出来たのです。
これは大きい。
一人で背負える量は皆絶対限度があり、しんどい仕事を毎日続ける、しかも誰も仲良い人が居ない。
ってなったらとても耐えられなかったと思います。
結局のところ住めば都と言う言葉の通り、長く続けてると見え方が全然違ってくるんですよね。
喉元過ぎれば熱さを忘れると言うように、辛かった事も意外と時間が解決してくれたりするんです。
前項でも述べた通り、環境は選んで決めるより、自分が変わって、見合う環境に出逢って行く方がよっぽど良いと思うんです。
選ぶってたって実際俺の場合の例の様に、物凄くキツイ。
だから辞める。
と辞めていたら、この仕事の本質には気付け無かったと思うし、所詮それまでじゃないですか。
下手な鉄砲数打ちゃ当たると次々に違う環境に飛び込むよりは、まずは今ある環境を楽しもうとする姿勢が大事なんじゃないかなと僕は思うんです。
人付き合いにも言える事で、人も深く関わらないと本質は分からない。
ですが、悲しい事に人付き合いのほとんどが第一印象で決まると言うのが実情です。
まぁ人が他人を知るために使うのは目、耳、鼻、と言った感覚に基づく物で、後はそこから自分なりに解釈し、この人は こんな人なんだと、言わば偏見的に見がちです。
結局それが良い様に映るか悪い様に映るかで最初から決まり、更には良い様に映っていても唐突に悪い様に映る事もある。
でも仮にもし良いように映って後で悪い様に映ったとしても、第一印象だけ決めてでいるより良いと思うんです。
環境も人間も、噛めば噛むほど味が出る物で、噛まなければ味すら分からない。
噛んでみて不味かったら捨てれば良い。
やっぱり合う合わないはあるし、関わる物を選ぶ権利は誰しもあるし。
でもそうしなければ気付かない物も沢山あるし、それが悪い物ばかりでもないと思うんです。
実際僕は嫌な環境から楽しみを見出だしました。
苦手だった人と仲良く話せる様にもなりました。
一重に縁と言うものは自分の目で見える物じゃない。
でも選択一つで簡単に変わってしまう。
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