ケセラセラ

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薄いページをめくる時に 擦った指から血が流れてた あなたに言うと笑われるかな それとも不用心と怒られるかな キッチンの方からはいい香り 鼻歌と料理の音がきこえてくる 明るい声が僕を呼ぶ どうやらそろそろご飯みたい 血の色が染みたページでは 主人公がケセラセラと笑ってる あなたは僕を笑うかな それとも僕を怒るかな どちらにしても僕は幸せ とぼけた僕は大げさに痛いと叫ぶんだ 。
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