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翌週の土曜日。仕事が一段落した優斗と朝から待ち合わせをした。
一段落と言っても、まだ最後の仕上げは残っているらしいけれど、就業時間内で事足りるようになったと笑っていた。
優斗曰く、今回の事で上手く後輩たちを使えるようになったらしい。
今までは人任せにする事に抵抗があった。それに加えて、早く私との時間を作りたくて空回りしていた。
けれど今回、後輩たちが率先して動いてくれた。今までは指示を待つだけだった彼らが、進んで聞いてくるようになったし、自分が思っていた以上に彼らが成長していた事を嬉しく思ったと、楽しそうに話してくれた。
その後輩君たちを焚き付けたのは、他でもない結城さんだったという。
「どうやって焚き付けたのかは知らないけど、俺がキレる前に考えて動けとでも言ったんじゃないかな」って笑っていた。
今日は午前中に弁護士の森先生と会った。
その後ランチを食べて夕方までブラブラした後、私の家へと向かう事になっている。
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