第1話

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あのひと夜は夢だったのか? 優子と出会ったあの日から2年が過ぎている。 シンは時々、あの夜のことは現実だったのかと疑う気持ちになる。 いや…確かに現実だった。 シンは一冊の楽譜を開く。 『ハンガリー狂詩曲第6番』 大切に挟んであるメモを手に取る。 自分の書いた"stay here "の文字 その下に小さく記されているメッセージ "someday…" 優子が書いたのだろう…。 君は、今どこにいるんだ? ・・・・・・・・・・
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