2人が本棚に入れています
本棚に追加
/6ページ
あのひと夜は夢だったのか?
優子と出会ったあの日から2年が過ぎている。
シンは時々、あの夜のことは現実だったのかと疑う気持ちになる。
いや…確かに現実だった。
シンは一冊の楽譜を開く。
『ハンガリー狂詩曲第6番』
大切に挟んであるメモを手に取る。
自分の書いた"stay here "の文字
その下に小さく記されているメッセージ
"someday…"
優子が書いたのだろう…。
君は、今どこにいるんだ?
・・・・・・・・・・
最初のコメントを投稿しよう!