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「・・・・・んぅ・・・・・」
「起きた?」
「ん。」
目が覚めると隣で春が抱きしめてくれていた。
「おはよ」
「・・・・ぉはよ」
「大丈夫?」
「…今は……全然ない」
「なら良かったな」
春が頭を撫でてくれる
「……春、今何時?」
「えっと・・・・・9時(笑)」
「えっ!?春、ごめん!ご飯まだだよね!?ごめん!」
「気にしなくてもいいよ。どうせ、俺も寝てたし。」
「ほんと?」
「ほんとだって。寝起きだから、頭回ってないのか?俺は郁には嘘つかないだろ?」
「うん。」
「ん。なら、先に風呂入るか。」
「・・・入ってくる」
そう言って気だるそうにモゾモゾと動き始める郁。
「一緒に入るか?」
突然言われ、頷きそうになった。
「えっ・・・・・あ、やめとく」
「生理なってるから?」
「うん・・・・・」
「そんなの今更、気にしないから。」
「わかった。」
「じゃあ、決まり。行くか。」
「ん。」
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