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「あー!またジャッカル先生が問題起こしてる!それもお酒飲んでるし!」
「先生の後始末をするのはいつも俺らなんですからね」
「本当ですよ、いい加減自覚して下さい」
「ミドリ、アカヤ、アオト……お前らいつの間に」
おいおい、またぞろぞろと増えたぞ。
今度は三人の少年少女。赤と青の髪の少年二人に、緑色の髪の少女が一人。
見事に見た目と名前がマッチングしてんな。悪の怪人でも退治しに行くのか?
パッと見たところ装備の質がジャッカルと比べて低いので、駆け出しっぽい。
ジャッカルの事を先生と呼ぶあたり、師弟関係かもしれないな。
「すいません、先生がご迷惑をおかけしてしまって」
申し訳無さそうにアオトが言ってくる。なんて人間が出来ているんだ、とてもジャッカルの弟子だとは思えない。
「いや、全然問題ない、むしろ素晴らしい話を持ち掛けてくれたんだ」
「え"、それってどういう意味ですか平太さん。まさか、私を売って自分だけ美味しい物にありつこうとか思っていないですよねぇ!?」
「だって、お前役に立たないんだもん」
「直球すぐる!?」
いや本当に、ここまでセレナが活躍した場面があっただろうか。
ねえよ、足引っ張りまくりだわ。
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