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そんなこったあって、あっという間に五日過ぎると無事シルヴィア共和国に到着。俺達は学園長さんの屋敷に招待された。
本来ならばシスティスを送り届けた時点で護衛の任務は終了したのだが、学園長さんとの契約で護衛が延長になり、この屋敷で俺達も一緒に生活する事になったのだ。
だからといって、システィスの胸を揉むという報酬が無くなった訳ではない。
色々あって揉むタイミングが失われたが、無かった事には絶対にさせない。
俺は忘れないからな、システィスさんよぉ、しらばっくれようとしても無駄だからね!
新学期が始まるまではまだ日数があったので、システィスとカタリナにシルヴィア共和国を案内してもらったり、時間を見つけては二人の稽古の相手をしていた。
それと、システィスが生き残っている事を知ったどこぞの誰かが、また性懲りも無く暗殺者を雇って襲撃してきたが、一人残らず素っ裸にして路上に捨て置いた。
以前俺がアトラティウスで尋問した暗殺者は、国外で殺す必要があると言っていたのに、所構わず暗殺者を寄越してくるというのは、システィスを狙う奴等もなりふり構っていられなくなったんだろう。理由は分からんが。
襲撃の事を除けば、意外と充実した日々を送り、無事に新学期を迎え、俺は学園に入学したのだった。
え?
セレナは何してるか?
あいつなら今は……。
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