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着替えてリビングに行くと、すでに奏、蜜柑が優美の手伝いをしていた。席に着くと、蜜柑が近づいてきて、
「優美さん、大丈夫ですかね?無理しているような気がするのですが」
「多分、無理してると思う」
「良さん、かれしさんなんだから、気遣いしてあげなきゃ・・だよ」
「と言っても、本人申告がないと手の出しようがない」
「そんな事言ってると倒れちゃうよ、一緒にいってあげるとか、頭なぜなぜしてあげるとかでも精神的にいいんだよ」
「そんなものか?」
「そう言うものだよ」
横から優美が
「なんの話?・・もしかして・・不倫のは・な・し?・・ゥゥゥ」
泣きまねをしている優美の頭を、軽くこずき
「そんなことない・・優美がいるのに、不倫なんて考えられません」
いつの間にか、奏も近くに来ていて、優美、奏、蜜柑が一斉に真っ赤な顔になっていた
「りょう・・朝から恥ずかしすぎ」
「「・・うん」」
「ゴメン・・準備OK、出かけるよ」
朝のホームルームでは疲れを見せることなく
「お早う御座います」
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