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私は彼の言葉に甘えてしーちゃんを誘うと、バイト先を訪れた。
彼が会いに来れないのなら、私が会いに行けばいい。
会う時間なんて、何度でも作れるものだから。
「葉瑠、今日は誘ってくれてありがとう。
とってもおいしかったね!」
「こちらこそ、ありがとうね、しーちゃん。
今日は遅くまで付き合ってくれて…」
楽しい時間はあっという間だ。
もう少しで日付が変わろうとしている。
「いいの!夏休みに入って葉瑠ともずっと会ってなかったし!
それに葉瑠の彼にも会えたんだもん。
写メ以上にカッコよかったわ。
バイト姿も素敵だったね。
葉瑠にベタ惚れだっていうのもわかったことだし、もうお腹一杯だよ」
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