7.2人目の恋敵

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私は彼の言葉に甘えてしーちゃんを誘うと、バイト先を訪れた。 彼が会いに来れないのなら、私が会いに行けばいい。 会う時間なんて、何度でも作れるものだから。 「葉瑠、今日は誘ってくれてありがとう。 とってもおいしかったね!」 「こちらこそ、ありがとうね、しーちゃん。 今日は遅くまで付き合ってくれて…」 楽しい時間はあっという間だ。 もう少しで日付が変わろうとしている。 「いいの!夏休みに入って葉瑠ともずっと会ってなかったし! それに葉瑠の彼にも会えたんだもん。 写メ以上にカッコよかったわ。 バイト姿も素敵だったね。 葉瑠にベタ惚れだっていうのもわかったことだし、もうお腹一杯だよ」
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