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叫ぶ佐渡を無視してドアを閉めて鍵をかけた。
少しの間、騒がしかったが 突然、静かになる。
どうやら諦めて帰ったみたいだ。
よし、完了っと。
私は汗を流しに浴室へ行き、陽気にシャワーを浴びた後、急いで学校へ向かったのだった。
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《佐渡 修吾side》
コイツと出会ったのは、ある朝の出来事からだった。
マジかよ……
俺としたことが……
(完全、部屋間違えたわ……)
俺の目の前に、お玉と鍋蓋をかまえた変な女がいる。
しかも、コイツ…今、警察に連絡しやがったか?
スマホの、奥から警察官の声が静かな部屋に響いてきた。
「おい!何かけてんだよ!早く切れって!」
俺は思い切り、コイツが持つスマホに飛び掛かった。
運良く、電話を切ることに成功したが ワケわからない事を連発してくる。
「あ、あなたは誰ですか?何で家にいるのですか?極悪犯人ですか?」
まあ、極悪犯人以外の反応は普通だったな。
しかし、誰が極悪犯人だよ。
どう見たって、その辺の優しそうな男だろ。
全く…
しかし…… 今は、どうでもいいがコイツ胸小さいんだな……
全然膨らみが見当たらねぇんだけど。
着痩せするタイプか?
ま、デカけりゃいいってもんじゃないけどDカップは欲しい所だな。俺は
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