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「あ、あなたは誰ですか?何で家にいるんですか?極悪犯人ですか?」
私は頭が混乱して、思い付いた言葉を3連攻め。
「ちっ、メンドクセ。俺は極悪犯人でもなければ、泥棒でもねぇよ。隣に住む佐渡だ。昨日は酔っぱらっちまって自分の家を間違えたっつうか、そのまま寝ちまったんだよ」
あの、何か逆ギレされてますけど私。
被害者は私なのに…
「何も危害は加えてないということで理解してもいいということですか?」
「何もしてねぇよ。第一、俺はDカップ以下は興味ない」
あぁ、神様… この佐渡という男に何か罰を与えてください。
胸が小さい事をコンプレックスにもつ私は今、この人に酷い事を言われたのです。
「そりゃあ、私だって願わくば Eカップくらい…いや、Cカップでもいいや…。くらい欲しいわよ
でも、これは遺伝?っていうの?
私の、お母さんも そりゃあミクロというか……」
「おい、一人で何ブツブツ言ってんだよ」
あっ!いけない!自分の世界に入りすぎた!
「とりあえず、シャワー貸せ」
は?目の前の佐渡という男は、どこまで図々しい生き物なのでしょう?
勝手に人のベッドで寝て、そしてシャワーを貸せ?
そんなの自分の部屋で入りなさいよ
って、もう脱いじゃってるし!!
目の前で黒いタンクトップを脱ぎ始め、あろうごとかズボンのチャックに手をかけ今、ここで
レディの 目の前で脱ごうとしている。
「ちょ、ちょ、ちょっとストーップ!」
「何だよ。声うっせーよ」
「あの、シャワーは帰ってから浴びてください。お隣なんでしょ?」
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