子の心、親知らず

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俺は親父が好きだ。 大事な事なので2回言おう。 俺は親父が好きだ。 もちろん、likeではなくLoveのほうで。 「キモい。」 真顔でそう言い放つ俺の親友、湯川 羊。 今、俺は羊の家にいる。 親父の良いところ、可愛いところ、好きなところを羊に聞いてもらうためだ。 「は?親父はキモくねぇし。むしろ、可愛いっつーの」 「お前の親父さんがキモいんじゃなくて、お前がキモいんだっつの。普通父親が可愛いとか言わねぇし、思わねぇだろ」 あーあー、わかってねぇなぁ! 俺の親父の可愛さを!!
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