遭逢

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「神様の馬鹿ーっ! 落ちる落ちる落ちるっ……魔法? 魔法か……って、どうやって使うんだよっ、馬鹿馬鹿馬鹿ーっ!!」 「……落ち着いて下さい」 声の主に、そう声をかけながら――アルバは、楽々と両手で受け止めた。それからふわり、とヘルハウンド達の亡骸を避けて地面へと降り立った。 (普通、人は空から落ちてこない……もしかして、魔物? いや、人の言葉を話すってことは魔族か?)
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