3人が本棚に入れています
本棚に追加
「大丈夫?ごめんね」
来たーーーーッ!!
聞き違いじゃない、声が無敵の爽やか系。
うっすらと目を開けると、目の前には包容力のありそうな手が差し伸べられていた。
これも文句なしの合格。
私はその手に、自分の手を重ねた。
そしてそれは、きゅっと握り返される。
ああっ。私今、メチャクチャときめいてます!
さようなら、3年間の彼氏いない歴。
こんにちは、桃色ティーンズラブ!
手を引かれ立ち上がり、
「大丈夫です。ごめんなさい、私も前を良く見て……なく……て」
乱れたスカートのプリーツを直しながら顔を上げると。
目に飛び込んだ光景に、頭、真っ白になった。
最初のコメントを投稿しよう!