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はぁーっと小さく鼻でため息を吐くと、ちらりと彼女へ視線を向ける。
くすりと小さく微笑む彼女を目にした途端、思わず停止した。
「……」
視線が重なった瞬間、不自然極まりないくらいに逸らしてしまった。
うわ、最悪。
今の、絶対感じ悪い…。
あからさまな態度にじわりと後悔の念が押し寄せてくる。
絶対、傷つけた…かも。
「白河さんはいちごオレ飲んでも似合うよね。
いちごみたいな可愛らしいイメージだし」
「コレ、瀬川。
葉瑠が返答に困ってるじゃん」
「あ、ごめん。変な意味じゃなくて褒めてるんだけど。
てか、あまり話しかけない方がいい?」
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