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ドラゴンは龍と訳されるが、西洋のドラゴンと東洋の龍とは、全く異なった生き物である。
ドラゴンは肉食の恐竜にコウモリの翼がついたような姿をしており、空を翔ぶ。
ドラゴンという言葉はギリシャ・ローマ時代の蛇を意味するドラコが元になっており、最初は蛇の怪物と認識されていたようだ。
蛇が巨大な大蛇となり、二本の足が生え、翼を生じ、さらに二本足から四本足へと進化していったと考えられる。
進化していくと共に、口から火を吐くなど、強大な能力を得た。
いまやドラゴンは、あらゆる神話・伝説に登場する怪物の中でも最強の幻獣となった。
中世ヨーロッパでは大蛇とドラゴンは区別され、巨大な蛇はワームと呼ばれ、足が生え、空を翔べる能力を持ったものをドラゴンと呼んだ。
この定義に従うと、東洋の龍はドラゴンではなく、ワームになるかもしれない。
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