第3章 #2

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「思惑通りに事が運んでさぞ気分が良いんでしょうね!?」 「…………お前はもう、下がっていいよ。ありがとう。」 陵の視線は声を荒げた私を通り過ぎ……、入り口に立つ黒服に向けられた。 背後でパタン……と、静かに閉まる扉。 さっきまでの喧騒が嘘のように、室内は無音に 包まれた。
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