第4章

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「………………っ」 キラキラと煌めくシャンデリアの下、ホストクラブONCEのVIPルームには、私と陵の不規則に漏れる吐息だけが響いていた。 白のワンピース、背中のファスナーは彼の手によって簡単に下ろされ、 中途半端に露出した私の上半身、その至る部分を生温い舌が這って歩く。 ゴソゴソと落ち着きの無い下半身、スカートの中に忍ばされた陵の手が際どいラインを愛撫する。 その度に、いちいち反応を示す素直な身体が忌々しく…… 何度も顔を左右に反らしては、奥歯を強く食い縛った。
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