第3章 #2

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******* それから一週間後、早朝八時。 軽い朝食を済ませた後、三面鏡周りに散らばる彩香のメイク道具を部屋の端っこに押しやって、私が日課としている簡単なストレッチのスペースを確保した。 左右に足を開き、その角度180度……までとはいわないが、私の身体は結構柔らかい方だと思う。 フゥーっと、息を吐きながらゆっくりと前屈……、ホラ。顔も胸も床にピッタリくっ付けられる。 この、節々がどこまでも伸びる感覚がたまらなくて……いつも少し無理をしてしまう。 SEXの時もそう。 強引に扱われると、熱くなる。 って、コレは関係無いか。
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