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"お菓子はみーんな3つまで、3つ選んだら帰ろうか、道のゴールのおかしやへ"
少年の後ろから、3つのお菓子を持った少年が走っていった。
1人、また1人と、少年を追い越して前を走っていく。
"魔法が使えるビスケットがあるよー"
"いらっしゃーい"
店員の声を聞きながら、少年は店を見ては歩き、見ては歩きを繰り返す。
そしてとうとうゴール地点、出店通りをぬければ、目の前には大きなお菓子の家があった。
子どもたちは、お菓子を持って家に入っていく。
少年もそのあとを追う、3枚の紙を持って。
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