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邪念とは…
ある人は、死霊より生き霊のほうが、ずうっと怖いのであると。
と、いうことで、話を本題に戻してみる。
真夜中にパッと目が覚めた話だ。和室の戸にいるのは、あの某映画の有名人ではないか。
ナイフを手で掲げ、フォークも持っていそうな、私はまさに、獲物状態。
神様がいてくれたから、戸を開けた時にも吹き飛ばしてくれた。私は霊媒師…になるばずだった。どこかで誰かが見ている。
私は少し重い病の精神病患者。中学の頃は、霊感も高く偉い龍神がいる大物で有名だったが、成れの果ての姿がこれだ。
やられた。しかも、わざとらしく。私は背が低かったため、その分、分がなかった。逃げ道のない電車の中で。
怖いとは、この事だ。
回想終了。
ユー斬る、ユーキル。
やってきた、奴だ!!嬉しい反面、恐怖もあった。なぜ、恐怖があるのかと云うと、やられ慣れしたはずの痛々しい思い出をひきずっているせいだ。殺しそうになる人形もいれば、慰めてくれる人形もいる。
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