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幸いに優しかったその人形の魂は、ある高額買い取りに力を入れているオモチャ屋さんまで連れて行ってくれたら、大丈夫だという。魂だけひっついてきた訳だ。
私は占い師から、星にミカエルの星と魔王の星があると聞いた。星を読めない私は、占い師に聞いてみたのであった。
そう、怖くない、といっても、相手は、呪いの悪魔人形。
慣れてはいたが、こんな御縁があろうとは。トホホ。悪魔は魔王を崇拝する。私は幸いだ。なぜなら、尊い星を、日頃の清い行いにより与えられたからだ。
私の星は、争いを好まないが、いざという時には、力を発揮する。
霊媒師とは、神降ろしができる、ごくわずかな人間の事である。
神様が沢山いらっしゃいます我が家には、邪気払いのお札が数枚張られていた。が、この間、いとこのおばさんがありがたく送ってくれた悪魔たちのおかげで、家は、散々になった。
特に浴室の今は麗しの天井も、悪魔の染みだらけになった。幸い大量の天使がやって来てくれて、リフォームは免れたが…。天使達にこの際謝りたい。泥だらけになりながらも、美しい天井にしてくれた天使達に。感謝を。
アマテラス様と云えば、雷を落としてばかりだった。というか、何もできない私をみくびって馬鹿にしていたというか、それを天は認めず、アマテラス様が入れ替わったことがあった。恐るべし、人間、恐るべし神様。
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