第2章
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満ちてくる、 不安、 怒り、 狂気。 ―――悲鳴と怒号。 ……お逃げください!敵の兵が!……だめ、 逃げられない。 自分に触れた指の震えを感じた時。 愛しい人の熱い血潮が、 びしゃりと降り注いだ。 その瞬間、 自分は明確な意識を持ったのだと思い出した。 見開いた春花の瞳が花の赤から血の赤に変わる。
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