桜散る

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聖子達とみんなでライブハウスに来た 「ココだよね」 「さぁ…」 裏口のような汚い入り口に戸惑う 「あれ?君たち俺らの学校の子だよね?」 後ろを振り返ると、ウチの学校ナンバー3まで勢揃い 「あ!今日のキャミの子じゃん」 出た、ナンバー2 「先輩♪」 七海が嬉しそうに近寄る 「あ!キャミ貸してもらったの?可愛いじゃん☆」 「やった☆先輩にそう言ってもらいたかったんですぅ☆」 ちゃっかりくっついちゃってるよ 嬉しそうな七海 「君、堤 麗だろ?」 「はあ」 話しかけてきたのは、勉強でもスポーツも顔も、なんでもナンバー1の男 こういうタイプは苦手 「中に入ろ」 私の背中にそっと手をあてるナンバー1 「辞めて下さい」 手を振り払う 女なら誰でも喜ぶとでも思ってるのが腹立つ!
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