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前出の友人、恵里菜は見た目は可愛らしいリア充女子なのだが。
実は腐女子でイベントにはコスプレもしているという隠れオタク。
学部が同じで、講義の前に新刊のコミックを読んでいたところ、その作品が好きらしく声をかけられた。
このカップリングが……とか言い出したので腐女子なのも発覚。かなりマニアックな知識もあった。
私は腐ってないが理解は出来るし薄い本も一つの作品として楽しめる人。
色々話しているうちに意気投合し、仲良くなった訳で。
オシャレな街が似合うような子と何で一緒にいるのと第三者は言うが、趣味が合うからなのだよ。
その恵里菜ともう一人のオタ友とファミレスで食事することになり。
オタトークを繰り広げながら夕飯の最中恵里菜がこんなことを言ってきた。
「ねぇ、楽しいお店知ってるんだけど、どう？ 行かない？」
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