1輪目 リクという花
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マネージャー抜きでも、リクとの会話は楽しくはずむ。 花のような美貌の持ち主が酔いに頬を染め、吉井と居るのがうれしいという風情を見せるのは、何ともたまらない。 もっともっとリクを酔わせたくて、吉井は酒を勧め過ぎてしまう。 酔い潰すつもりなど全くなかったのだが、ついにリクは子猫のように、ぐにゃりと酔い潰れてしまった。
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