1輪目 リクという花

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「ちょっと待ってて? 慣らすから・・・・・・」 リクはそう言って、掛け布団の中でゴソゴソやり出した。 そして甘い吐息と共に、艶めかしく上気した顔を吉井の下腹部に寄せる。 ジッパーが下され、花のような唇が――吉井を飲み込む。 たまらず吐き出しそうになるが、その手前で花弁は吉井を吐き出す。
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