神さまとの出会い

14/31
前へ
/31ページ
次へ
「なんなんだよお前…俺たちは狐だぞ、それに、噛みついたんだぞ、なんで助けようとするんだよ!」 狐はどうしたらいいのか分からなくなっているようだ。 「誰かを助けるのに理由なんているのか?それに、無月を助けてほしいから、誰かを呼んでたんだろ?僕は無月を助けたい、だから放してくれないか?」 僕がそう言うと、 「お前、変わってるな…」 と言って放してくれた。 「ふふっ、日和。だから言っただろ?この人間は他のとは違う匂いだと。」 無月は微笑みながら言った。 良かった、これで手当てができそうだ。
/31ページ

最初のコメントを投稿しよう!

7人が本棚に入れています
本棚に追加