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「なんなんだよお前…俺たちは狐だぞ、それに、噛みついたんだぞ、なんで助けようとするんだよ!」
狐はどうしたらいいのか分からなくなっているようだ。
「誰かを助けるのに理由なんているのか?それに、無月を助けてほしいから、誰かを呼んでたんだろ?僕は無月を助けたい、だから放してくれないか?」
僕がそう言うと、
「お前、変わってるな…」
と言って放してくれた。
「ふふっ、日和。だから言っただろ?この人間は他のとは違う匂いだと。」
無月は微笑みながら言った。
良かった、これで手当てができそうだ。
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