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「まず、体の大きな方は五利って言う名前なんだけど、威張ってる割りにはかなりのビビりだ。小さい方は魚って名前で五利にくっついて威張ってる金魚のフンみたいなヤツだ。だから、五利をビビらせれば二人とも痛い目をみるってことなんだ。」
「「なるほど」」
二匹は頷き、
「具体的にはどうするんだ?」
と日和が聞いた。
そこで、
「アイツらは、お化けとか、妖怪とかが大の苦手なんだ。そこで、日和にはものすごく怖いモノに化けてほしい。この後、この買い物袋を家に置いてから、二人がたまり場にしている秘密基地に仕掛けをするから、明日の十時ぐらいにここで集まろう。」
と言った。
日和も納得しているようだったので買い物袋から残ってるミカンを二匹に渡し、
「また、明日。」
と言って、帰路についた。
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