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「成海くんとなら・・・・・ずっと一緒にいてもいいよ・・・・・」
「松井・・・・・俺さ、お前を俺の彼女にしてぇ。それくらいお前が好き」
いきなりの事でびっくりした私。
「・・・・・い、いいよ」
これも断れずに受け入れてしまった。
返事を聞いた成海はまたキスをした。
「松井・・・・・いや、紗理奈。俺とデートしようぜ」
そう言い、教室に戻って鞄を抱え学校を出た。
「成海くん、どこに行くの?」
「ん?ゲーセンに決まってるだろ」
自信満々にそう言っていた。私は思わず笑ってしまった。
「ふふふ・・・・・かわいい所あるんだね」
そう言われた成海は照れてしまった。
「何言ってんだよ!ほら、さっさと行くぞ!」
しばらく歩くとゲーセンが見えてきた。
「紗理奈、何やりたい?」
「プリクラ・・・・・撮ろうよ!」
成海の顔が引きつった。「ぷ、プリクラぁ?なんでそんなもん撮るんだよ。携帯でいいだろうがよ」
「わかってないね、成海くん。プリクラは女子にとって必要なの!さ、撮ろう!!」
半ば強引にプリクラの中に連れていき、写真をとった。
それから仲良くデコったりしていた。
「おい、それやめろよ」
成海の頭に猫耳がついていた。
「ぷっ・・・・・かわいいじゃん!」
「紗理奈、ホントに俺と付き合っていいのか?」
「うん、成海くんと一緒にいて楽しいし・・・・・」
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