いらくさの家

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「何やっているのだよ!!(集団登校の)集団時間に遅れてしまうぞ!!ヨウスケ!!」
「おにーちゃん…待って…待って…おにいちゃん…」

時は、2016年４月14日の朝７時20分頃のことでありました。

場所は、横浜市西区東ヶ丘にあります２階建ての一戸建ての家にて…

この家で暮らしている小松崎多香子(48歳・専業主婦)の長男・章介(10歳・小学５年生)は、夜更かしをしていたことが原因で寝坊をしかけていましたヨウスケ(６歳・小学１年生)が集合時間の10分前になって起き上がっていたので、学校へ行く支度が遅れていたことから、ものすごくイラついていました。

学校へ行く支度が極力遅いヨウスケにイラついている章介に対して、多香子は何度も繰り返して『おにいちゃんなんだから、ヨウスケを待ってあげて…』と厚かましい声で言っていました。

章介は、多香子からあつかましい声で言われたことに対してより激しいイライラをつのらせていました。

そうこうして行くうちに、集団登校の集合時間が５分前になっていました。

多香子は、支度が遅いヨウスケを呼びに部屋へ行きました。

「ヨウスケ!!もうすぐ集合時間が来るわよ!!いつまでおにいちゃんを待たせているのかしら!!」

多香子が部屋へ入ろうとしていた時でありました。

(フギャァァァァァァァァァ!!フギャァァァァァァァァァ!!)

この時、ヨウスケがより強烈な叫び声をあげて泣いていました。

思い切りブチ切れてしまった多香子は、バーンとドアを開けて部屋へ入ったあと、章介に対して思い切りキレてしまいました。