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蕾を潤わしていた軟膏を伊織のブリーフで、ぬぐい取ってしまった大介に、理想の父親像を求めていた伊織の胸は悲しみで、焼け焦げてしまいそうに痛い
どうして・・・・・・?
躯の関係はあっても、契約以上の優しさと愛情を与えてくれた大介の変化に、心が追いつかず、整った美貌を歪めた伊織の目から、零れた涙が白い頬を伝い、顎で止まって、ソファベッドへと落ちた
「仕事だ。欲を吐き出す器となれ、伊織」
このまま?
脚を開くことの出来ない態勢で、ブリーフを太腿まで下ろされた伊織の狭く閉じた蕾にあてられたのは、スキンの膜に覆われた熱塊
強引に伊織の中へ、ねじ込もうとする大介に
「ねえ、大介さん やめて」
荒い息を吐き、掠れた声で懇願する伊織の同年代の男より細い腰を、大介が両手で掴んだ
「私以外の男にも可愛がられてる躯だ、すぐ悦くなる」
冷たい声を響かせたと同時に、カッと目を見開いた大介が、ウオーッ、獣のような雄叫びをあげ自身を奥深くまで埋め込み
ひいっ ひぃーっ
掠れた悲鳴をあげ、全身から雨粒の大きさの汗を噴き出し、苦痛を耐える伊織から腰を引いた大介の腹が、伊織の白い双丘を潰す勢いで強く打ちつけられた
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