ファイル0
10/110
読書設定
目次
前へ
/
233ページ
次へ
河口が小さくつぶやくと、吉田は作り物の指を返した。作り物だと分かった今でもぎょっとする後輩に吉田はますます先が思いやられた。 「で、肝心の西彩子は?」 「え? さっきまでピアノの側にいたんですけど……」 「その指は目くらましだったわけだ。まあいい。玄関に回ろう。さっき電話がつながって、話はついているんだ」 二人はテラス窓から離れて、ぐるりとしているウッドデッキを右回りに歩くと玄関が見つかった。
/
233ページ
最初のコメントを投稿しよう!
657人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
4,263(あなた 0)
スターギフトを贈る
0(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!