美樹十一歳、覇道街道一直線

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「美那にはきつく口止めしておくよ。くれぐれもあのサンドバッグが《仮想藤宮秀明》な事は、父さんには内緒で」 「勿論だ。社内には箝口令を敷いておく」 「宜しく」  そう話を締めくくった二人は無言で顔を見合わせ、(お互い、苦労しているな)と共感したのだった。
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