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Nishijima side
君を公園に誘った。意味なんてない。
君と少しでも長く居たい。ただそれだけ。
だけど少し空いたこの距離が、君との関係を突きつけられてる気がして切なくなる。
公園の木は、色鮮やかなイルミネーションで綺麗に彩られている。
その周りにいるカップルも、あと少しのクリスマスの魔法のせいかとても素敵に見える。
君はクリスマス誰と過ごすのかな。
友達?家族?それとも...好きな人?
俺は、君と過ごしたい。もう後悔は、したくないんだ。
西「あのさ、宇野ちゃん。」
宇「ん?」
西「クリスマスの日...空いてる?」
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