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――午後6時
そろそろ彼がくる
「君塚ちゃん?どうした??ソワソワして」
「えッ!?しししてませんよッ!!」
...嘘。
彼の行動パターンがわかってからというもの
この時間帯になると無意識に入り口のドアを気にしている自分がいる
「ああ💡もう6時か」
その言葉に体がピクッと反応する
「そろそろだろ?彼が来るのは」
「あッあああ愛さんッ!!///」
私はからかうような口調で言った人物を睨んだ
「なんだ?違うのか??」
「違ッ..くないですけど!!///」
自分でもわかるほどに顔が熱い
こんなのに睨まれても怖くないってもんだ
「あはは!」
ほら
現に笑ってるし..
「愛く~んあんまり君塚ちゃんいじめちゃダメだよォ」
「いや~だって可愛いじゃないッスか初々しくて」
私をしりめにそう話すのはこの店のマスターとバイト仲間の愛さん
2人ともカッコ良くて優しくて大好きなんだけど
ただ1つ私をからかって楽しむのが難点だ
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