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――カランカラン..
「いらっしゃいませ..ッ」
来た
「すいません1人なんですけど..」
「あッはい!ではこちらへどうぞッ!!//」
再び赤くなる顔を隠しつつ彼をカウンター席に誘導する
「ご注文お決まりになりましたらお呼びください」
「ありがとう」
水を手渡しぺこりとお辞儀をしてキッチンに戻る
「...はぁ..」
ヤバい
カッコイイ..//
「『ありがとう』」
「ほわッ!!?」
余韻に浸っているとマスターに耳元でさっきの彼の言葉を囁かれた
「なにすんですか――ッ!!///」
「別に~♪」
絶対楽しんでやがる..ッ
「マスター注文ッ」
愛さんが伝票をピラピラと振りながら言った
「ん?なに??」
「3番今日のオススメとコーヒー」
...彼だ
「また同じ注文だねェ」
「毎週毎週決まって今日のオススメとコーヒー..ねェ?」
2人ともニヤニヤ笑いながら私を見てる
言いたいことは大体わかる
「もうッ!止めてくださいその顔ッ!!//」
「「元々こういう顔なんです―」」
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