阿吽の「あ」

3/8
前へ
/41ページ
次へ
いつも阿吽の花飴にお付き合い下さり、有難うございます。 「…」 若様もお礼と、解説書の更なる説明せんかい。 「…貴様がしろ」 え、え~っと………確か…君が鬼さんに協力要請して、自分が散々!圧を掛けられて… 急遽ココを新設(だけ)したんスけど!? ガチャ 『あ、若…と梅虎さん!こんにちは~!ヒトの部屋でナニしてるの?しかも…ベッドに二人して正座なんかしちゃって。何か相談?』 「ッ遂に寿が浮気の心配を―」 『1ナノもしてないよ。アタシも座わっちゃお~』 「なの…とは何語だ…梅虎」 目ぇに見えん程、細かい単位…つまり、浮気の心配も何もしてへんって事やろ。 何故に、あんたの謎に答えにゃならんのんや…逆、逆! 「…チ。貴様では役者不足だったか。そも、俺が貴様如き鹿のフンなどと…臍で茶が沸騰だ」 浮気の心配されたいからベッド座れゆうたんかい…つ~かマジ失礼やな。 あんたがやりたい、やらせろてしつこいからココを― 「誤解を招く物言いをするな。寿が…誤解し…浮気と…」 『チラチラ…期待に満ちた目で見られても誤解しないって』 「誤解しないで寿」 『聞こうよ。してないってば』 「俺がヤリたいのは―」 『ッだあぁ~っしゃ!それで!何の相談!?』 相談ゆうかなぁ… 阿吽の花飴での用語とか色んな解説とか…する場が欲しいって若様がしつこぉてさぁ。 『…モノガタリのススメ的な?若が?やりたいって…?凄い!面倒がらずに偉い!やるじゃん若!天変地異!』 「!もっと褒めてくれ」 『…普通そうでもないって言うよね…』 天変地異はヤメレ。 ははぁ~…謎が解けてきたで。 「…」 『ナニ?何の謎?』
/41ページ

最初のコメントを投稿しよう!

24人が本棚に入れています
本棚に追加