お引っ越し。

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うわ、ちょーシリアス。 「春臣さんは料理出来るんですか?」 「ちょっとかじってるくらいだよ。 だから住み始めたら一緒に料理したいなって。」 「良いですね、それ! 春臣さんって言う新しいお父さんの味が知りたいですし。 なんて、分担はどうしましょうか?」 「ふふっそう言ってくれると腕が鳴るね。 じゃあ、朝は朝食とお弁当で分かれようか。 とは言っても、恥ずかしながら私はあの箱に上手く詰めるのが苦手でね、出来るなら結くんにお願いしたいんだ。」 「それならお弁当は任せて下さい。 夜ご飯は二人で作りましょうか。」 「うん、そうしよう。 一緒に暮らすのがとても楽しみだ。」 「2週間の辛抱ですよ。」 「早く過ぎると思って仕事を頑張ることにする。 だから今日はおいとまするよ。 またね。」 「はい、また。」 俺もさっさと荷造りしよ。
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