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ヒロ君がクスミダを連れて何週間……ツヤツヤ肌のヒロ君とやつれきったクスミダが使用前使用後の様子で戻ってきた
「いやー癒やされてきました」
「どうだった?クスミダ…」
「日曜の集会の後に伝道に出るための集いがあるんです、その日に他人に親切にしなきゃっていう説教食らったら今度は毎日聖書読んで一日一善しつつ日曜に聞いた教えも実践しなくちゃならないんです、そして金曜の夜には3ツも集会があってみっちり勉強します
煙草は吸っちゃいけないしエロ本もダメです、マスターベーションもしちゃいけないんですトキワさんと暮らしているのにそんなのムリですよ」
「ギクッ煙草もだめなの?」
「トキワさん煙草吸われるのですか」
「ま、まあちょっとね」
「みんなで歌も歌いますトキワさんクラシック好きでしたよね、トキワさんの趣味に近いのではないですか?“翼をください”というか合唱コンクールに近い曲です クスミダさんも上手ですよ」
「クス、そんなの」
「歌でも歌わなきゃ息がつまりそうだ」クスミダがヒロにぼやく
「健康体には成れそうね どう?続けてみたら‥」
「いやです! ……えっ」
「エ‥ アレ‥?どうしたの、絶対服従はどうしたの?」
「ア‥ア アノちがう、そう!トキワさんの犬っ!トキワさんのためなら絶対従います!‥(アセアセ)」
ちょこーんと笑ってるヒロ君
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