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首輪につながれた美女と野獣
土手沿いのいつもの異常な光景が 今日の散歩は機嫌がいい
プゥプゥゥー
堤防から道路沿いに目をやるとクラクションをあげてスクーターが乗り上げてくる
キツネ目の刑事椎名圭一郎だ
クスミダたちとは犬猿の仲だが一緒になって煙草をふかしながら
トキワさんが持ってきた遊び道具にちゃちを入れてる
シュルルと
フリスピーを口でキャッチしてトキワさんの下に帰るクスミダ
「ハ・ハーッおもしれー」椎名はトキワさんから奪ったボールを「ホレ 取ってこいっ!」
クスミダ「ボールが飛んでゆく…(棒読み)」
「ちがうっ!取りに行ってこいっ!」
超短気な椎名はどこから抜いたか銃器をあっという間に手にし、クスミダへ銃口を向ける
「戻ってこいよ、ブタ箱でカツ丼食わせてやるからよ、」
「俺の主人はトキワさんだ キツネ目の奴の事は知らない」
トキワさん二本目に火をつける
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