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俺の家に泊まりに来たツンデレクラスメイト
「今日、アンタの家に泊めてくれない?」
俺の名前は石口ワタル。
自分で言うのはどうかと思うが、俺は全体的なスペックが普通のどこにでもいそうな男子高校生で、趣味はゲーム、アニメ、マンガなどといった文化系帰宅部員である。
仕事大好き人間な両親の影響で、俺は学校近くのアパートに一人暮らしをしている。
そんな俺が部屋でゲームをしていたら、クラスの女子から突然メールが来た。
メールを送ってきた相手は、今見まみ。たまに話す程度のやつだ。
......とはいっても、クラスの女子と話す機会に恵まれない俺にとっては話すことの多いほうに分類される女子である。
金髪のツインテールで顔はかわいいのだが、身長は低めで胸は大きいというわけでもなく、ロリ系といったところだろうか。そんな感じの女子だ。
どうやらいままで友達と散々遊びまくった結果、終電を逃したらしい。
ちなみに、俺が住んでいるアパートは駅がわりと近い。それを知っていたがために俺にこんなメールを送ってきたのだろう。
駅で待ち合わせることとなったため、しかたなく自転車で向かうことにした。
駅に着くと、改札口で彼女が疲れきった感じで待っているのを見つけた。
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