第1章

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丸子:殴るなら、私を殴って。 細波:いや私が、いつものように私が殴られ・・痛い! 遠山:拙者が責任を。とりあえず腹を。 元康:止めろ、止めろ!!そんなこてしてどうなる… 丸子:これも、国民の皆様のためなの。結局さ、見えない政治やってたら、政治不信になるわ。あたしたちの世代は、良くても源太の世代にまた問題先送りよ? 角美:政策とか、金権政治のよしあしとか、景気がどうのとか。そんなことより、国民との距離感が大事なの。 元康:言い分はわかった。今も見える政治のため、距離感を縮めるために衛星中継してるんだ。嘘だろ。毎日生放送かい。何もかも国民の皆様は見たいのか?全部見たいわけないだろ。自分たちが、プライバシーなしで生活したいか?大統領だから、義務なのか? 丸子:世界的の試みなのよ。手本示したいでしょう? 角美:大統領だって人間よ。私たち家族もね。分かるわよ。ダディの気持ち。 文芸:ただ嘘に真実味を乗せて、でも完全な真実でない。それをやるのが芸術だって。大統領も賛同されたやありまへんか。
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