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奥の部屋の扉が開かれ、すらりとした印象の令嬢が現れる。 一見して高貴と見てとれるたたずまい。艶めいた銀髪を背中まで流していた。 「ベアトリーチェです。以後、お見知りおき下さい」 一同は緊張の面持ちで令嬢を見つめた──
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