主要な登場人物

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【剣士ロン】 元エレミア亡太子にして、タルセアの闘士ラシェルの孫。国を追われ心を喪失した。 回復後は卓越した剣力と槍術をもって、北タルセア<独立戦線>に身を投じている。 亡国時に生き別れた母を気遣うが── 【支援者ベアトリーチェ】 南タルセア領メーレン子爵令嬢。ウーゲニアの国務卿に追われる、独立運動の支援者。 何者にも屈さない強い意志と、南北タルセアを繋ぐという高い理想を掲げている。 ただし、何事に対しても強気すぎるきらいがある。ロンと過去に何か繋がりがあるようだが── 【独立商人コリーン】 若いながらも、どの組織にも組しない独立不遜の女商人。 持ち前の快活さと機転が強みであり、決して美人ではないが男が放っておかない魅力がある。 幼い頃にロンの母に助けられた恩義を感じており、何かとロンの世話を焼く酒豪のお姉さん。 【運動家ハイダル】 レガーズ男爵の遺児。独立戦線に身を投じ、ロンを強引に同組織に引っ張り込んだ張本人。 【傭兵ターレス】 コリーンの馴染みの腕利きの傭兵。ツオーサ時代には外国人部隊を率いていたという。 【将軍ザフール】 北タルセアの輩出した不世出の名将。ウーゲニアに捕らえられ、大牢獄に幽閉されている。 【騎士マキシム】 エレミア王家に深い恨みを抱く狂気の騎士。戦槌を振るい、拷問を得意とする。 【妖刀殺しのバルバトス】 異相の怪物。漆黒の鎧をまとい、怪しげな剣術を使う。 【国務卿ボンプール】 ウーゲニア公国に仕える恐るべき謀略家。恐怖と憎悪を信奉する男。 【グナイス皇帝レーフェン】 本作品の中心人物。小国グナイスを統一した覇者の中の覇者。腹心ベッティウスと共に天下を窺う。 【リグード公ラフド】 覇者レーフェンの宿敵にして、ジュナイン史上最強の無双の剣聖。二人の賢臣を用いてリグード公国を平定した。
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