知らぬが仏
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その時、初めて小紅は気づいた。ここは黒鷹の、鷹の翼の頭領の部屋だ。彼は去り際に千歳に目配せし小紅の見張りを任せていたんだと。 言葉にしなくても伝わる信頼がある。たとえ鷹の翼の一員でなくても、千歳は黒鷹に信頼されている。 悲しい。悔しい。いつかは自分も。それが、隠そうとしても顔に出てしまう。 「ん、どうしたの紅ちゃん。何かあった?」
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