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「あの…どうかしましたか?」
どうかしてるのはお前だよ、なんてことは言えない。
見間違いだよな、きっと、うん。
見間違い、見間違い。
きっと本当は美人で僕にしかこういう風に見えてない…
それはそれで問題だ。
病院いこう、あとで。
「あ、これ、つまらないものですけど。」
軽い包みをわたされる。タオルかな。
「あ、ありがとうございます。」
「これからよろしくお願いしますね。では、失礼します。」
ヌジュラモッチャラエナさんはペコリと一礼し、もう片方の僕隣人のところに挨拶をはじめた。
僕も一礼し、ドアを閉める。
夢だな、うん。寝よう。
ぐっすり眠り、昼過ぎ。
包みはテーブルの上に鎮座している。
夢じゃないな。明日は会社休んで病院行こう。
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