【絶対なる】任務【支配10】

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【絶対なる】任務【支配10】

ただ―… ただ、 カーテンの隙間から差し込んでくる光に気付いて、 「まぶし……」 眩しい。 もう朝? 朝来るの早~い…… 何だか身体がダルいし、まだ寝ていたいよぉ~… なんて思って再び目を閉じて寝返りをうって、布団を抱き枕を抱くみたいにギュッってした時、 「……?」 あれ? 何だか、違和感。 そう思って目を開けた瞬間に、 「……っ!!??」 抱きしめたと思った布団が布団じゃなくて、 人間。 男。 しかも、好み過ぎる肉体に顔―… 「よ……より……わか……わかっ……」 わ、若槻総支配人―…!!?? 抱きしめてしまったモノは若槻総支配人だったと気付いて、 しかも、ここって寝室っぽいって気付いて、 一緒にキングサイズのベッドに寝ているって気付いて―… だけど、 こんな状況になった事の経緯なんて一切覚えていない。
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